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欲望という名の電車のmasakanowayのレビュー・感想・評価

欲望という名の電車(1951年製作の映画)
3.7
これは信頼できない語り手に近い…?序盤から主人公ブランチのヤバさは少し滲み出ていたけど最後の方の演技すごいな…
ブランチの現実から逃げるような妄執…

それに現実を突きつけるようなスタンリーの暴力さが凄まじいし、
花を売る老婆もブランチが恐れる「現実」が近づいているように見えた。あのシーン印象に残る。

とあるきっかけでテネシーウィリアムズの作品いくつか読んだけど共依存とか妄執の世界がほとんどだったように感じる。
スタンリー夫妻も共依存のような関係性が見えた。


ストーリーとは関係ないけど、暖炉の上の扇子たか写真とか乱雑に飾られた感じ好き。
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