安易な俗っぽさと暗示的な文学性を両立させたタイトルは天才的だと思う。落ちぶれたアメリカ南部の名家の惨めさ、都会の労働者階級の猥雑さとやり場のない暴力的エネルギーを象徴するに打ってつけの比喩。昔このタ…
>>続きを読む風とと共に去りぬのヴィヴァンリーしか知らなかったのが、勿体無いってことがこれを見てわかった…!!
子綺麗じゃないし、弱くもなく寧ろ陣取ってる傲慢さもある、綺麗な美人じゃないところを見事に演じ切ってて…
このレビューはネタバレを含みます
失意の末に狂い街を追われた莫連女に妹夫婦周辺の日常が乱される話。
「"欲望"という名の電車に乗って"墓地"に乗り換え」た女はあくまでも過去の幸せな記憶の内に生き、欲望や妄想で現在を埋めているわけだ…
これは高校の時に『波止場』と二本立てで観た作品でしたね。その後も何かでもう一度ぐらい観ているかな。
テネシー・ウィリアムズの戯曲を映画化したエリア・カザン監督1951年の作品だけど、ヴィヴィアン・…
欲望という名の電車
恥ずかしながら初見。
とてもよかった。
主人公のブランチの生き方に自分を重ねてしまって見ていて結構きついものがあった。
元が演劇らしい、狭い空間での会話劇が中心。
登…
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