「ウォーターボーイズ」は何回も見てるけどこの「スウィング・ガールズ」は初めて見たかも。
東北の高校で補習を受けていた鈴木達は授業をサボる口実に高校野球で演奏を行っている吹奏楽部のために弁当を届ける事に。
だがその弁当から食中毒が発生し食べなかった1人を除いて吹奏楽部員全員がダウンしてしまう。
次の試合で演奏するために補習を受けていた鈴木達は即席でビッグバンドジャズを結成する事になるが…というのが大まかなストーリー。
流れ自体は「ウォーターボーイズ」と大差はなく主人公達が男子から女子に変わっただけという感じ。
不本意ながら何かに取り組むこととなるが次第にやり甲斐や楽しさを感じ、そこで生まれた青春を謳歌する…この流れ。
「ウォーターボーイズ」は主人公を含め周りのキャラもなかなか個性豊かな人たちが多かったけど、この「スウィング・ガールズ」はしっかりキャラ立ちしてるのは上野樹里演じる主人公ぐらいで、他の登場人物も個性は感じるけどパンチが弱い印象。
「ウォーターボーイズ」は明確な目標があるけどこの映画は後半まで明確な目標なく展開されるので着地点が見えなくてフワついてる様にも感じた。
「ビッグバンドジャズ」がテーマと言うことでラストに彼女達が楽曲を演奏する姿から「演奏する楽しさ」はしっかり伝わってくる。
この映画見ちゃうと実際のビッグバンドジャズの名曲聴きたくなっちゃう。
後、本仮屋ユイカが可愛すぎる。
