鍋山和弥

新座頭市物語 折れた杖の鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

新座頭市物語 折れた杖(1972年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

『座頭市』が、釣り橋で、知り合った老婆、『ノブ』が、誤って、釣り橋から、転落してしまった(『座頭市』のせいではない)。その罪悪感から、『座頭市』は、『ノブ』の、三味線を、娘の所に、届けようとする。その娘、『ニシキ』は、女郎をしていて、男を取って、商売していた。ここでも、『座頭市』は、『ノブ』を、死なせてしまった、罪悪感から、『ニシキ』を、賭博で稼いだ、50両で、身請けをする。だが、その『ニシキ』には、『ニシキ』を、身請けをしようとしていた、男がいて、そこに付け込んだ、ヤクザ一家が、『ニシキ』を、利用して、『座頭市』から、仕込み杖を、一旦取り上げ、両手を、刃物で刺し、仕込み杖を、握れないようにした。だが、『座頭市』は、仕込み杖を、布で、利き手に、固定し、その仕込み杖で、バッタバッタと、ヤクザ一家の者を、斬り殺していき、ヤクザ一家を、全滅させた。自分のせいでも、ないのに、『ノブ』が、川に転落してしまった、落とし前を、つけるために、苦労をする。これが、『座頭市』の、心意気。
鍋山和弥

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