konoesakuta

アメリカン・グラフィティのkonoesakutaのレビュー・感想・評価

アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)
4.0
誰もが共感するルーカスの傑作。

いつの時代でも青春はみんな背伸びする。一夜の真っ盛り群像劇。

DJというのがラジオのディスクジョッキーだった時代。

当時のアメリカの一部を完全に切り取っているので、風俗の歴史を見ているようで面白い。令和の今観るとそんな映画。当時はもっと現代的な映画だったのだろうが、60年代リメンバーな感じで大なり小なり過去に思いを馳せた作品だったのだろうと推測する。

それにしてもテリーがベトナム戦争で行方不明とは。せっかく幸せな時代に過ごしていたのに。

ロックンロールはバディホリーで終わりってのは明言。いつの時代でも自分の青春の音楽が最高に思えるし。

私には車にサイコロを付けてた先輩がいた。この時代を愛する人が日本にもたくさんいるってことだと思う。