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幸せのちからのnのレビュー・感想・評価

幸せのちから(2006年製作の映画)
3.2
たまに観たくなるんだよねー。
夜更かしして久しぶりに観ました。

事業の失敗によりホームレスになるまで落ちぶれてしまった男性が、忍耐と努力で最終的にアメリカンドリームを掴むというアメリカ人が大好きそうな内容。
しかし実在の人物、クリス・ガードナーの半生を描いているというから驚きだ。

骨密度を測定する機械(ゴミw)を自身で買い占めセールスを始めるが、高価すぎて全く売れず、税金や家賃まで払えない困窮した生活。
そして一日16時間働き詰めの奥さんは出ていってしまう…

幼い息子がいながら、険しい道のりを歩む主人公にはつらくなる。
しかし奥さんには少し同情したな。
株とか言うてんと、なんとかしてはよゴミ売れってなった。笑

少しの幸せの兆しが見えたかと思えば、二転三転して結局ホームレスにまで落ちぶれてしまうなんて、息子を連れてまでさすがにないでしょと思っていたらこれはマジだった。

実際に証券会社でインターンが一緒だった人曰く、本人が臭いことは多々あったらしい。

安定した寝床すらなく、毎日がその日暮らしのような中で、金融に関する学歴や職歴は元より、学なんて一切無かった男が自分を信じ、子供と身を寄せ合いながら不屈の精神で激務をこなしていたと思うと、隠れた天才肌ではあったにしろ相当な気迫がないとできないこと。

実話に基づいているのでより感動が大きい。

地下鉄のトイレで眠るシーンのウィル・スミスの演技力にはびっくりする。
こんなに演技できる人なんだと…(失礼)
クライマックスの表情がまた素晴らしい。
何よりチビのジェイデンが可愛すぎるんだ…
本当の親子のように見えたよね…
あ、本当の親子や。爆
当時話題になりました。

The Pursuit of Happyness.

アメリカ独立宣言における「幸せの”追求“」が由来の原題。
まさに原題通りの内容だ。
諦めず幸せを追求しよう。
追求しつづけよう。

あえての誤表記は劇中でわかります。
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