EDDIE

幸せのちからのEDDIEのレビュー・感想・評価

幸せのちから(2006年製作の映画)
4.0
ラストのクリスが上司に呼ばれる結末のシーンで号泣。息子と二人三脚で苦労してきた2時間を見せられてからの結末はまさに「幸せ」そのもの。すっきり多幸感を味わいたいときの鑑賞をオススメ。

本作はもう何度目かの鑑賞ですが、本当に大好きな作品。貧困に苦しむ労働者が最終的に大成功するサクセスストーリーなんて恐らくいくらでも作られてきたし、別に新鮮さはないんですが、やはりウィル・スミス&ジェイデン・スミスのリアル親子の共演という点に一つ一つの苦難が痛切に感じられ、かなり感情移入させられます。

住む場所もままならず、それでも息子の幸せのために常に全力疾走する主人公クリス・ガードナーの姿に胸を打たれないわけがありません。
彼の頑張りを見ると、現実世界の自分の努力なんてまだまだ甘えだなと感じさせられるほどです。

大好きで何度でも見返したくなる作品。今はNetflixに加入してれば何度でも観れるっていう素晴らしい時代になったことに感謝。自分に子供ができたら、また感じ方も変わってくるのかな。

ちなみに原題の“The Pursuit of Happyness”のハピネスの綴りは、実話に基づいた作品で、クリスの息子の託児所の落書きのスペルミスが元になっているようです(Wikipediaより)。こういう細かい点までこだわってる感じもまた好きです。
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