本当に学校とかで教材として扱ってほしいレベルで良かった。ここまで思春期の子たちの悩みや葛藤をかなりリアルに描いている作品もなかなか無い。自分も似たような悩みを抱えたことがあるから正直終盤は観てるのがかなり辛かったなー。
でも年代も国も違う主人公たちも僕らと同じことで悩んでたんだって思うと少し救われた気持ちになるのも事実。正しい解決方法なんて無いに等しいし、結局問題は残ったままだけど、教室を出た彼らの清々しい表情を見ればなにかが変わったのは間違いない。時には誰かに話すことが解決の第一歩なのかも。
節々に出てくるワードもあるあるで、カーストを無視して一度話してみると意外にも気が合ったりすることもあるし、先生という共通の敵ができると協力するところとかめちゃくちゃ共感できる。
学生なんて悩んで悩んで悩んで悩むのが当たり前だし、だからこそ悩んだ分だけ成長できるんだと思う。そんな悩める全ての若者、そして彼らを見守る大人たちにも観てほしい最高の青春映画でした！！
