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ブレックファスト・クラブのtmのレビュー・感想・評価

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)
3.3
元祖・青春映画!らしいです。
登場人物は7人ほど。舞台はほとんどが図書館。ヤンキー、ガリ勉変人、お姫様、スポーツバカ、変わり者。タイプも趣味特技も育ちもバラバラ、お互いの名前も知らない5人が補講に呼ばれたことで顔を合わせます。そこで5人は衝突もしながら話していくうちに『友達』になっていく話。とにかくこの5人が仲良くなるきっかけはヤンキーにあります。彼を通して5人はお互いをさらけ出しあい、認め合うようになります。

個人的にはあんまり盛り上がりがなかったです。あと、ラストがちょっと残念な気が。まあ、これも青春と言われたらそれまでですが。

出てくる教師が本当にムカつくんですが、どこか抜けていてなんとも愛らしいのがいいなぁと思います。

わたしはある意味、外れたところのない型にはまった高校生でした。この中でいったら、お姫様が1番近いかもだけど、ここまでお高く止まれる感じでもなかったからなぁ。親との仲もずっと良好です。そう思うとあまりこの中の人物だれとも近くなくて、青春映画あるあるの共感という感じまで行きませんでした。でも、お互い全然違う人だと思っていたのに、話し合ってみると境遇が似ていて、という展開はうまくできているなぁと。あと、最初はいがみ合っているのに、先生に対しては一致団結するのはなんか可愛い!笑

『自分とは何者か』『月曜日に会ったら僕たちは友達か』
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