おてつ

ブレックファスト・クラブのおてつのレビュー・感想・評価

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)
4.3
全く接点の無い五人の高校生が悪さをしでかした為に休日の土曜に休館の図書館で『自分とは何か』という作文を課されるというストーリー。

スポーツマンで表面的には優等生のアンドリュー、頭は良いけど人間関係があまり上手くいっていないブライアン、不良だけど実はめちゃくちゃいい奴のジョン、お嬢様で自己中心的なクレア、不思議ちゃんで何を考えているのか分からないアリソン。

個性っていうのは他律されて決められるものではない、内面に隠さずに自分に自信を持って表面に出していくべき。それを本当に実感できた映画。

なんでこの映画にここまで共感得られたのかなと考えたときに、自分の高校時代を重ねていたのかもしれない。入学当初、周りに知っている人なんて一人もいない状態で個性の違う人たちと仲良くなれた時の高揚感とほぼ一緒だなと思った。

本当に青春って感じの映画でした。毎回、悪さして毎週土曜みんなで集まってトークして欲しいって思うほどに愛おしかった。
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