YANGJA

THE 焼肉 MOVIE プルコギのYANGJAのネタバレレビュー・内容・結末

THE 焼肉 MOVIE プルコギ(2006年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ついに我が家に家庭用プロジェクターを導入、その第一弾に何を観ようか迷って、ひとまず大きく感情は揺さぶられないけど好きな映画を。と思い、大好きなグ監督のこちらを約10年ぶりに観ました。
昔もレンタル開始された頃に借りて見たのですが、当時16インチのブラウン管TVじゃ見えなかったタツジの過去シーンの字幕がしっかり読めたのが新しい発見(笑)

記憶ではハイテンションコメディのイメージだったけど、改めて見たらハイテンションなのは番組司会者たちや審査員(本人役!)だけで、トラオなんかほぼ無感情だしタツジもちょっと可笑しな敬語を喋る青年でした。覚えてなかったため、新鮮。
ネットカフェでヨリが勘違いしてタツジをどついて「裸見たかったらうちの見せたるし!」みたいな言って、タツジが鼻の下伸ばしながら遠慮がちに「え、いいの?」「見たいです」って言ってるの可愛かったな。あれでふたりは姉弟関係から恋人関係に変わったのかな?
ラストあたりでヨリがタツジにあすなろ抱き?してちゅっちゅしてる時の泣きそうに情けないタツジの表情にもグッときました。
松田龍平さんの絶妙表情、いいですね。

物語の終わり方、結構好きです。
兄弟の微妙な距離感。でも歩み寄る感じ。
タツジには本当の家族が3人も増えたんだから、トラオ兄ちゃんにもしあわせになって欲しいですね。
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