坂本くろみ

クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望の坂本くろみのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

初視聴年:2020年以前 再評価:2021
子どもの頃は原作と割と違うなと思って見ていたけども、今の視点で見るとひろしがちょくちょく言うようにSF的にも時代作劇的にもよく纏まっていてすごい。年月を経て目線がそっちに移行してきたんだなと思うと感慨深くなる。

ラストのカンタムロボバトルはよく分かって無かったけども、悪役が人をウ✕✕に変える強面のおっさんじゃなくなったのもあって、子ども向けの内容に反して本気でこちらを仕留めにかかるガチ感が出ていて、正直怖い。そういう意味ではラストのあれが清涼剤になっていて、バランス感覚的に必要なんだなとも思った。そういう意味では作劇の巧みさを感じる作品だった。