ウエストレイク

時計じかけのオレンジのウエストレイクのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
4.7
名作と言われていながらも、過激な暴力や卑猥な描写が多く、毛嫌いしてる人も多いと思います。

ただ、単なる暴力作品ではなく、暴力と性を独特な世界観でエンターテイメントとして落とし込んだ作品であり、
模倣した犯罪者が現れたりと色々問題事はあるが、良くも悪くも不朽の名作。

キャラクターや場面、ひとつひとつどれをとってもアートとしてサマになっていて、これが50年前に創り出されている作品なんて本当驚きです。


作中に度々出てくるナッドサット語と言われる造語もくせになる。
現実でナッドサット語をサラッと使って、それに反応されたらもうニヤニヤが止まらないかも🤓


「雨にうたえば」という有名な歌があります。
紳士が街をスケート🛼で颯爽と滑りながら歌うシーンを思い浮かぶと思うのですが、
自分の場合は青年が仲間達と歌いながらアルトラ(超暴力)を行うシーンを思い出してしまいます。

そんな自分もルドヴィコ療法の被験者だったのかもしれない🧠



初見時ははっきりいって全く面白くありませんでした。だが何故か観たくなるって事が何回かあって、今回は見放題終了間近って事で懲りずに鑑賞してみたらびっくりする程ハマった次第でございます。


リメイクは絶対にしないで欲しいです❗️
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