Kです

時計じかけのオレンジのKですのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
3.5
この作品何故だか観たくなるタイミングがある。定期的に鑑賞するわけでもないのだが、作品自体とにかく刺激的ではあるし監督であるキューブリックもこの出来には満足しているのではないかと、丁度シュールに仕上げてある。

主人公のアレックスが本物のワル。4人組のボスキャラ。この青年とにかくベートーヴェンが好きで音楽に対する愛も感じられる。
アルトラ(超暴力)などと言って利益、不利益も関係なしに犯行に及ぶ彼らは本物の悪党で間違いない。音楽とアルトラ。ちょっぴりエロくも感じでしまう。

少なくとも僕自身この作品に影響受けた部分があるのではないかと今でもそう感じる。
思春期の頃なんか要注意の映画だと思います。醜さ丸出しの本能で生きるアレックスに妙な魅力を感じてしまうから。それはカリスマ性ですか?一筋縄ではいかないなにかシュッとしたもの感じます。

面白いっちゃ面白い。普通に面白いと思います。初見なら。
Kです

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