あんちゃん

時計じかけのオレンジのあんちゃんのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
3.3
前回から20年ぶりに観賞、前回は前々回から20年ぶりに観てる。

つまり20年おきに3回観てる映画。

初期の007を観て感じるような古さは感じない。

映像と音楽の両方が美しい。


超科学的治療で善人に生まれ変わっても、例え過去を悔やんで更生しても、一度足を踏み外したもの世間は決して許さないのは今も昔も変わらない。

家を追い出され、昔痛めつけたホームレスに仕返しされる。

警察に就職した不良少年がアレックスを痛めつけ、半殺しにする。

この辺までは自業自得だし世間はこんなものだが、昔押し入った家に助けを求めるとは少し出来過ぎ。

妻を殺され下半身付随にされた家主にベートーヴェンの第九を聴かされて激しい苦痛を感じ窓から飛び降り瀕死の重症で入院したアレックス。

彼を政治利用しようとする大人。
だが第九を聴いたら…