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時計じかけのオレンジのlinenのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
2.0
きっとこの映画のファンの人は前半部分が好きなんだろうけど、私はだいぶ苦痛だったよ…話の筋が見えず、ひたすら暴力とセックスとわけわからんワードとハイセンスな美術と衣装が襲ってくる。
主人公が刑務所に入ってからは途端に物語に秩序が生まれて、建物や登場人物の衣服や喋り方が普通になり、一気に見やすくなった、が、前半のオリジナリティが全く消えてしまい、それはそれで画面が寂しい(瞬き防止装置はインパクトあった)
たいして面白い話でもないので、キューブリックという鬼才の退廃的世界観を味わいたい人だけ見ればいいと思う
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