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時計じかけのオレンジのrenのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
4.4
Cured

舞台は近未来のロンドン。クラシック音楽、中でもベートーヴェンをこよなく愛する15歳のアレックス・デラージをリーダーとする少年4人組“ドルーグ”は、今夜もコロヴァ・ミルク・バーでドラッグ入りミルク“ミルク・プラス”を飲みながら、いつものように夜の世界の無軌道的な暴力行為“ウルトラヴァイオレンス”の計画を立てていた、、

まさに美の世界。冒頭から個性豊かで見入ってしまいました。作品自体は暴力やセックスといった欲望まみれの人間エピソードだが、人間の持つ非人間性を悪にみたてこれが人間なんだなと認識した。音楽もSingin' in the Rainはまさにいまでも頭の中で流れている。もちろん作品の色使いやファッション、そしてアレックス自体に魅力がありましたね。昔に観て今改めて観てみるとだいぶ価値観も変わって観れました。Kubrick監督の他の作品も気になり、観てみようと思います。最高に好きな世界観でした。
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