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時計じかけのオレンジのsupermoonのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
3.9
【再鑑賞】
まさかの2回目を見てしまった。。
相変わらず胸焼けするが、やはり芸術的なんだよなぁ…クラシックの名曲によって非情なシーンが壮大かつ愉快に運ばれていく。なんという組み合わせだろうか。。

主役を演じたマルコムの凄さはもとより、それを選んだキューブリックはやはり偉大だと思った。

ラリった役だがマルコムはかっこいい!!
あと、ナッドサット語にロシア語が混じっているのがきになる。
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大分問題作。よく日本で放映しましたねというレベルの胸焼けする映画。
誰の心にでも潜む、人間の悪ーい部分をうまいこと引き出し、見せつけられた感じです。

本気の変態映画ですが、どんなに酷いシーンも配色や構図が芸術的で、かつ選曲に魅了されたのは確か。

暴力的なシーンが軽快な音楽で運ばれることで不思議と見続けられてしまったし、むしろ飽きなかったです。
自分が感じた心理もそうですが、人間結局性根は変わらないという怖さが本当後味悪い。

でも、なんか嫌いじゃない
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