チャウ

時計じかけのオレンジのチャウのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
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動物化の話をするたびにこの映画が思い出される。あの療法は「悪」を犯さないニンゲンを簡単につくることができる。暴力も振るわない(振るえない)し、女も犯さない(犯せない)。しかし、理性も規律も道徳も意志も必要なく、もはや人間としての尊厳はない。ただ快/不快と紐付けて、動物的に飼い慣らしてるだけ。

犯罪を犯さなければそれでいいのか?犯罪ではないかもしれないが汚い生き方、犯罪を犯さないが動物…
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