anna

時計じかけのオレンジのannaのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
3.8
タイトルにあるclockwork orangeは、見た目は普通だけど中身が変という意味のスラング 全体主義へのアイロニーがたっぷり込められた作品

キューブリックは人が精神的に追い詰められる描写がうますぎる 主人公はもちろんだけど、周りの人も道徳心が欠如しすぎ どう見ても主人公15歳設定っておかしい アレックスが第9交響曲に恐怖を感じるようになったみたいに、私も雨に唄えばが怖くなっちゃったわ

ハマらなかったって感想が多いけど、この作品がハマる人の方がやばくないか?このやべえ感じを見てポケェってする映画だと思う 異常な世界観とクラシック音楽が妙に馴染んでいるのもなんか怖かった 芸術性に関してはホラーショー!!!🍊

観終わったあとは「なにこれぇ」という感じだったけど、色々調べてみてたくさんのエッセンスが盛り込まれてることに感動した
anna

anna