みおこし

ミーン・ガールズのみおこしのレビュー・感想・評価

ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)
3.8
2000年代のガールズ・ムービーの代表格。今もなお人気が高いのも納得の痛快コメディでした!

両親の仕事の関係でずっとアフリカにすんでいたケイディだったが、16歳になるとともにシカゴに戻ってくる。ひょんなことから"プラスティックス"という、高校内で最も権力を持つ女子グループと知り合い、彼らの仲間に入れられるが...。

まずとにかくリンジー・ローハンが可愛い!!まさに全盛期の彼女を観られます。
個人的にもっともっと活躍して欲しい女優さんだっただけに、今の様子を思うと寂しい限りです...。
当時20代後半にして高校生役に扮したレイチェル・マクアダムズや、今をときめくアマンダ・セイフリッド、エイミー・ポーラーなど今観てもとにかく豪華キャストだし、女の子同士の繊細でめんどくさすぎる関係性や典型的なスクールカーストなどが色濃く描き出された脚本もただただ秀逸。キャストとしても出演しているティナ・フェイがこちら手がけているのですね!

特に興味深かったのは、純粋無垢なケイディが、だんだんプラスティックスの考え方や価値観に感化されていく様子のリアルさ。意地悪してないつもりでも、だんだん感覚が麻痺していくのは誰しもあり得ることなので、決して他人事ではないと思うと怖いテーマ。
でもきっちり素敵なエンディングに向かっていくので、観終わった後の爽快感も最高でした!
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