このレビューはネタバレを含みます
初々しい真田広之のアイドル映画。
真田広之のアイドル笑顔がなつかしすぎて、まぶしすぎて、なかなか映画に集中できなかった。そして案の定?、主役の美女担当名取裕子は、真田広之とひと目惚れ同士になる。美男美女のひと目惚れ同士はわからんでもないが、そんなに深い愛情がうまれるようなエピソードもないまま、殺人の手伝いなんかしている。ひと目惚れ同士にしては結束が強すぎるんじゃないんだろうか?まぁ、そこらへんはアイドル映画なのでライトに捉えればいいのだろう。
名取裕子と吉行和子が交互に出てきたので、金八先生第一シリーズを何回も思い出した。鶴見辰吾と杉田かおるの子供はいくつになったのかなぁ。
濡れ場シーンでは、三國連太郎が名取裕子に見せたつまようじの用途がわからなかった。刺してんのかなとか想像したら、痛そう過ぎてホラー映画になってしまった。
名取裕子が社長に恨みがあるのかどうかは、ついに分からないままだった。
(三流)雑誌編集長は、三國連太郎からかなり遠い存在であるのに、会員制祝賀パーティなんて、重要な会に呼ばれてるのは何故だろうと思った。
そして、復讐を果たしたあとの、真田広之＆名取裕子のまったりタイム❤が、なぜ灰色の波打ち寄せる日本海浜辺なんだろう?
などと、ツッコミどころは多数あったが、それコミで、松本清張入門として不足はない!!
