にゃんすけ

マイ・フェア・レディのにゃんすけのレビュー・感想・評価

マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)
3.8

人は立場によって扱われ方が変わる。
無一文飲んだくれの父親が金持ちになってしまって嘆くシーン、元居た街に自分の居場所が無いと悟ったイライザのシーンもよかった。
映画を通して、花売り、淑女、どちらの立場や階級が良いと言えないような表現がされていたと思う。
他者からの扱いが変わり戸惑いながらも、自分の有り方を模索するイライザが素敵だった。

ヒギンズは最後まで女を見下してどうしようもなかった。でも、言葉遣いや見た目がいくらレディになっても、イライザに変わらず接してくれたところに惚れたのか?
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