ヒメ

マイ・フェア・レディのヒメのレビュー・感想・評価

マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)
3.8
1964年製作オードリーヘプバーン主演のミュージカル映画。
下町の花売り娘イライザが、王子様のダンスのお相手も出来るくらい立派なレディに成長するシンデレラストーリー。 

「どこ見て歩いてるボンクラ〜」
登場シーンから前半は全部こんな言葉使い。容姿も腐れキャベツのようです
あの妖精のようなオードリーはどこ?!
でもイメージからはかけ離れているこの役を演じたオードリーが結構好きです
言語学専門のヒギンズ教授との練習風景は新鮮で面白い!

後半の社交界デビューと舞踏会のシーンからは一気にオードリーワールド。
オードリーといえばジバンシィ、衣装にときめく!
真っ白いドレスを纏いオールアップスタイルにティアラを付けアクセサリーもおしゃれで綺麗!何度観ても良い♡♡

王族と間違えられるほどのレディへ変貌を遂げ大成功!但しこれは、「レディに仕立て上げられるかどうか」ヒギンズと友人の賭けによるもの…喜ぶヒギンズとは対照的に、彼に惹かれている事に気付くイライザは…

「レディと花売り娘の違いは、どう振る舞うかでは無く、どう扱われるか。花売り娘として扱う教授には、私は永久に花売り娘」この台詞とピンクのドレスがもう可愛くて可愛くて可愛くてっ
もっとわたしを褒めてー女として見てー!
頑張ったのは、たったひとり、あなたに喜んで欲しいから
それなのにツンデレ教授ときたら、「女なんて」と。
イライザが好きなくせに、ツンデレというよりただの頑固おジジ、もう一回勉強して出直してこ…あ、失礼。。。
言語学者なのにたった一言を知らないヒギンズさん。でも「行ってしまった。どうしよう」ってところが可愛かった
イライザを囲む登場人物も面白い。
切ない女心…このお話のラストは?!
是非、ご覧あそばせ。
ヒメ

ヒメ