タズシネマ

男たちの大和/YAMATOのタズシネマのレビュー・感想・評価

男たちの大和/YAMATO(2005年製作の映画)
2.5
【タズシネマ】
戦争の悲劇や虚しさは十分に伝わる。
けど何かが違う。キャスティングなのか、獅童のいちいち大袈裟な演技なのか、長渕剛の曲なのか。わからないけど。

ただ仲代さんは日本一の俳優だと思う。表情ひとつであっという間に引き込まれる。完全にこの映画の主役。

しかしながら一番おいしいところもっていったのは長嶋さん。セリフがとても印象深くこの映画のテーマの核心が集約されてる気がする。(なんやかんやここで泣いた。)

※抜粋
「日本は”進歩”ということを軽んじてきた。
進歩よりも精神主義を重んじてきた。
しかし進歩のない者は決して勝たない。
敗れて目覚める、それ以外に日本が救われる道はない。今、目覚めずして、いつ救われる?
俺たちは日本が新しく生まれ変わるために、その先駆けとして散る。まさに本望じゃないか。」
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