宝塚・雪組公演シティーハンター、観劇記念！
こちらはジャッキーによる実写化で90年代の香港映画。
漫画原作を実写化することをどう解釈したのか知らんが、ゴールデンハーベストはどういうつもりでコレをつくったんだろーねぇ。
とにかく、漫画だからギャグ満載で面白可笑しくしたら良いと考えたのだろう。でも今作の笑いのセンスは明らかにベクトルが違った。
先ず冒頭の牧村の死からギャグなんだもん。それはダメだろう（笑）
ジャッキーが獠なので香港が舞台。依頼人は日本の新聞王で、娘・清子（ゴクミ）の捜索が任務。
清子が豪華客船に逃げ込んだ為に、獠と香・冴子らも別々に乗船。
だが、その客船がテロリストに乗っ取られてしまう。
そして冴羽獠のアクションだ。勿論ジャッキーが演じるんだから、基本はガンアクションよりも徒手空拳。しかも結構ドタバタで相手に苦戦することが多い、コメディリリーフだ。
本来の獠はドスケベの三枚目ではあるが凄腕のスィーパーとして実力は超一流なのに。
この辺のキャラクター設定の見誤りは相当ヒドい。
そして、ある意味今作を最も象徴している、スト2のパロディだ。ジャッキーが春麗のコスをするという地獄の様な映像が繰り広げられる。誰が得するんだ。
因に宝塚版はスミレコードを守りつつ、アニメリスペクトで愉快な作品でしたよ。
