ysさんのレビューで、アメリカ映画ベスト100の1位だと知って気になってた映画。
ケーンは恵まれているからこそ、社会的弱者の味方になろうとはしていたんだけど、周りの環境がそうさせてくれなかったんだなぁ。
周りにイェスマンしかいないせいで、結局お金でなんでも手に入れようとしてしまった。愛でさえ。
子どもの頃に親の愛を知ることができなかったせいで愛情に飢えていたんだろう。
すごい切ない話だなぁ。
ケーンの残した薔薇のつぼみという言葉。
勝手な予想だけど、自分がつぼみだった頃、つまり貧乏だったけど孤独ではなかった子ども時代のことを表しているんじゃないかなぁ。
あの頃に戻りたいという思いがこの一言に詰められているような気がしました。