まい

市民ケーンのまいのレビュー・感想・評価

市民ケーン(1941年製作の映画)
4.0
傑作、No. 1、の評判ばかり耳にしていたので、公平に見れていないかもしれないけど、面白かった。
1941年の映画。12月には真珠湾攻撃があった年。撮影技術のことはわからないけど、予算が潤沢に

「破産しますよ、60年後に」
「記憶は人間の最も強い呪い」
「君が戻ってくれないと、僕が困る」
このあたりが印象に残った。

ケーンは自分の人生に抗えなかったのではないだろうか。自由に見えて、全くそうではなく。ただ、最初で最後に抗おうとしたのがそりのできごとだったのではないかと感じた。本当にほしかったもの象徴が、雪景色、そりであり、それを思い起こさせるのが、スノードーム、そしてバラのつぼみだったのかも。

追記
Wiki 情報で…
どう解釈すれば??
> 作品のキイ・ワードである「ローズバッド(バラのつぼみ)」は、モデルになったランドルフ・ハースト が、愛人であるマリオンの秘部につけた愛称であり、ハーストが本作の公開を妨害した要因の大きなひとつであったとされる
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