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市民ケーンのtakaのレビュー・感想・評価

市民ケーン(1941年製作の映画)
2.5
新聞王とまで称されたケーンの死から物語が回想的に展開されるという”よくある”ものだが、公開時には新しい手法だったらしい。
一見すると人々の目に映るケーンは自由人、権力者というイメージを持つが、時折どこか物寂しさのようなものを感じさせる。全体を通して影をうまく使っていると感じた。白黒だからこそその濃淡がわかりやすい。視線誘導みたいな。
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