ジャン=ピエール・メルヴィル監督、ジャン=ポール・ベルモンド主演のフレンチフィルム・ノワール。
とりあえず渋すぎるの一言。
日本では警察に従順な存在を[警察の"犬"]なんて言うことがありますが、本作の邦題はその意味合いも兼ねていますね。要するに密告者。
同監督でアラン・ドロン主演の『サムライ』と比べると、オシャレさやクールさでは劣るものの、普段見ないベルモンドの渋さが際立ってたように思います。
いつものおちゃらけベルモンドのイメージとは少し違って、今回はいつになく無表情で淡々としていて真新しささえ覚えました。これがある意味メルヴィル節なのかも。
終盤崖から落とした車は本物なのか🤔
そしてキレイな2段オチ✨