星降る夜にあの場所で

いぬの星降る夜にあの場所でのレビュー・感想・評価

いぬ(1963年製作の映画)
4.7
星降る夜に押し入れ探検隊⑥&
漢たちも男子力を磨くべし(笑)⑦

再鑑賞♪
メルヴィルの中では珍品にカテゴリーされるであろう秀作。
ウザったい説明的な台詞を書いてしまう脚本家必見ですね。
説明的な台詞はこうやって使うんだ!のお手本。
メルヴィルというのは…なんて固定観念で鑑賞すると、本作品のメルヴィルの凄さを見逃してしまうかも。
この手のサスペンスを作っても超一流です。
大好きな作品☆彡

念のため未見の方に向けてキャラ説明をちょろっと…

・シリアン(モーリスとサリが唯一の親友)
・モーリス(仲間であるシリアンを疑ってしまう)
・ジャン(シリアンと一緒にモーリスを助ける)
・テレーズ(モーリスの今カノで…)
・レミ(モーリスと一緒に強盗に入り、サリに射殺)
・サリ(モーリスに撃たれた警官)
・ジル(モーリスの妻を殺した宝石等のさばき屋)
・ヌテッチオ(ファビエンヌの今カレ)
・ファビエンヌ(シリアンの元カノ)
・アルマン(ヌテッチオの仲間)

この程度、観る前に把握していれば登場人物の名前がごっちゃにならないと思います。

男子力指数95% 仲間は絶対裏切らない男は評価値が高い(笑)

~追記~
なんか押し入れからシャブロルのソフトがまとまって出てきたのですが、レビューの数がトリュフォーとゴダールに比べて圧倒的に少ないのはなぜなんだろう?
未公開作品が多いといってもかなりソフト化されているし、日本でも30本近くが公開されているのに…
少なくとも個人的にはトリュフォーより全然好き☆彡