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宇宙人ポールのFUuのレビュー・感想・評価

宇宙人ポール(2011年製作の映画)
4.8
久々のレビューです。

この前見ました。
きっかけはTikTokで流れてきた動画。
失明している女性の片目を宇宙人が手を添えて治すというもの。
その動画の中で女性の病を自分の体に移している宇宙人の表情が苦しそうにも見え、この宇宙人は人間に対してなぜそこまでするの?どんなストーリーなの!?この映画なに!?と興味を持ち、すぐに観ました。

観た結果、ご存知かと思いますがこの映画はコメディーなので言わずもがな。
TikTokの動画の中で感じたシーンの重さや空気感は多少はあるもののすぐにコメディーの波にかき消されました(笑)

宇宙人のポールはとてもフレンドリーで驚くほど人間のような接し方をします。
顔かわいいのに喋るとおじさん。
ポールに出会うアメリカ観光を楽しんでいる作家とそのイラストレーターのイギリス人2人は典型的な海外のSFオタク感強い。

感覚ですが、ポールはなんでもフランクに接するアメリカ人でイギリス人の2人との掛け合いの温度差を感じ、観ていてクスッと笑える場面があります。吹き替えで観ましたが、字幕でも観てたらそこがもっと楽しめそう。

アメリカ人の半数が宇宙人の存在を信じているという話をよく聞きますが、宇宙人を見た、UFOを見たと主張する人の背景も映画内で描かれているのが興味深いです。

ただのコメディーじゃない?
究極の宇宙人お見送り大作戦!!

な、映画です。

長くなってしまいました。
ハガード捜査官を演じているビル・ヘイダー、どこかで見たことある顔だな…とお初とは思えない感覚が残っており、このレビューを書いている途中に調べたら「IT イット THE END それが見えたら終わり」の成長したリッチーを演じている方でビックリ。脳みそが一瞬震えました
大人リッチーには驚かされましたよ…
それはまたこんどどこかで書けたらいいな
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