やむちゃ

愛人 ラマン/恋人・ラマンのやむちゃのレビュー・感想・評価

3.5
備忘録
1992.5に鑑賞。

ジャン=ジャック・アノー監督、ジェーン・マーチ、レオン・カーフェイ主演の恋愛映画。

当時世界的なベストセラーになったマルグリット・デュラスの自伝的(!)小説の映画化。
エロチックでセンセーショナルな内容でかなり話題になった。
が、決してエロ目的で観に行ったのではない!
香港のレオン・カーフェイがフランス・イギリスの合作映画に出るという(当時としては)快挙を成し遂げたので、観に行きたいと思ったのだ!
話題作のおかげで同僚達も付き合ってくれて、劇場もけっこう混んでいた。

当時のフランス領インドシナ(現在のベトナム・ラオス・カンボジア)を舞台にフランス人の少女と華僑の男性の恋愛を描く。
貧しい少女がお金のために男性と愛人契約を結ぶが、やがてお互いに本当に惹かれ合って行くお話。

評判になっただけあって生々しいベッドシーンが度々あり、ジェーン・マーチが幼いのに妙にエロチックで、ドキドキしながら観た。
東南アジア特有のジメッとして身体に纏わりつくような空気感をうまく捉えており、退廃的な雰囲気が印象的だった。
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