ゆみな

クロッカーズのゆみなのレビュー・感想・評価

クロッカーズ(1995年製作の映画)
3.3
スパイク・リー監督の映画は苦手なんですけどね、これはマーティン・スコセッシが製作に関わっているってことで観賞しました。この話はとてもシンプルでわかりやすくて面白かったです。

冒頭の死体の検証シーンからニヤニヤしまして、ハーヴェイ・カイテル率いる刑事達が4発撃ち込まれた弾の出所を探すんですけど、これが日常茶飯事なんだってことが観てるとわかるんですよね。犯人はすぐに殺害を自供して捕まるんですけど、そこに疑問が残るんですよね。

これ結構ストライク目線で観てると切なくなるんですよ。やりたくもない仕事をしなきゃいけなくて、ストレスで胃の調子も悪く血を吐いたりしてるし。

ラストまで観たらちょっと救われる。
やっと、違う生き方ができるんだなぁ…て。彼が移動手段をバスではなく電車にしたところも刺さるんだよね…模型の電車を託して本物で違う場所に行く。安堵できる結末で良かった。ほんとに。
ゆみな

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