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ゴジラVSビオランテのazitarouのレビュー・感想・評価

ゴジラVSビオランテ(1989年製作の映画)
4.2
すげー!大阪がめちゃくちゃじゃねえか!(めちゃくちゃ褒めてる)
特撮のクオリティがものすごく、景気よく大阪の街がブッ壊されていくのは見物で、大阪城ホール周辺の再現率は感動した。自衛隊も対ゴジラを想定したオーバー火力の試作兵器を用意しており火薬の量がすごいことになってる。スーパーX2めちゃくちゃ頑張った。ビオランテ!ヤベー造形してるよ!すげえ!考えた人間はクレイジーだぜ!拍手!!
ゴジラ細胞を主軸にした遺伝子工学の問いかけは原子力に続いて人間の業への説得力があるが、バラと娘とゴジラの遺伝子をミックスした博士が1番論理感がないので「真の怪獣はゴジラでもビオランテでもなく人間だ」という言葉も「あんたが元凶だろ!」と思ってしまう。ラストで天へ昇っていく沢口靖子はもうちょっとどうにかできなかったのか。総合的にはかなり好みです。
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