終盤にかけての勢い凄いなこれ。アクセル全開で行けるとこまで行っちゃおう!みたいな感じで本当に勢いだけでラスト駆け抜ける映画。
「悪魔のいけにえ」シリーズの2作目。1作目と打って変わって今作はホラーと言うよりコメディ映画。レザーフェイス筆頭に登場人物達の挙動、笑かしに来てるよね?ホラー映画にしては動きがコミカルすぎる。
主人公の女性とレザーフェイスの"人間とクリーチャーの心の交流"という要素もホラーテイストを薄めにしてる。この映画のレザーフェイスは冷酷無比な殺人鬼では無くて愛が芽生える事で葛藤する悲しきモンスターみたいに描かれている。
造形の気持ち悪さや女性の叫び声がめっちゃ五月蠅い所は前作同様。外見は前作を踏襲しつつも、中身はガラッと新機軸。「ホラー映画の続編」の提示の仕方としてはこの作品、結構攻めてると思った。