子供の頃、リスクのことは考えず、なんでもできると思う時期がある。
気の合うヤツと突拍子もない冒険を模索したり…。
そんな彼らが思い付いたのは、行方不明の死体探し。
線路の上をひた歩き、たった一度の旅が始まる。
徒歩とか自転車で無限にどこへでも行けそうな気がしてたな~(笑)
一見ただの子供時代冒険映画かと思いきや、子供は子供なりに何かを抱えて生きていることや、生と死についてソッと触れていくかなり深めの物語。
愛する存在だけど、コンプレックスを感じていたり、子供と大人では同じ思い出を作ることができないことなど哀愁成分も強い。
話の繋げ方や音楽の挿し込み具合も非常に良くできている。
国は違えど、共通して懐かしめることって結構あるもんなんだね。
子供なら普通に冒険とちょっと怖い物語として楽しんで、大人は頭の中で自分の思い出とシンクロさせてしみじみ楽しむって感じかな。
キーファー・サザーランドとジョン・キューザックが若くてシュッとしてるのインパクトあったな(笑)