MoriyanoDwarfさんの映画レビュー・感想・評価

MoriyanoDwarf

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ツインズ(1988年製作の映画)

3.4

優れた弟にいろいろ残念なお兄ちゃん。
性格も考え方も違う凸凹コンビな双子が自分たちのルーツを探しに旅へ出る。
だが、兄の素行の悪さから思わぬトラブルが勃発。

果たして、二人は本当の家族になれるのか?
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マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

3.8

敏腕詐欺師の元に現れた元妻との14歳になる娘。
そこから几帳面な彼の私生活が一変していく。
秘密の仕事と良い父親の両立は果たして上手くいくのか?

何で見てなかったのかと思うぐらいには面白かった。
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スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.5

世界で最も安全なはずの超高層ビルが炎に包まれる。
突然現れた武装集団、窮地に立たされる愛する家族。
ビルに入れなければ登ればいい、不屈の親父が行く!

とにかくドゥウェインが危ない場所にヒョイヒョイ行
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カジノ(1995年製作の映画)

3.4

パッとした感想はラスベガス版アウトレイジだなと。
取り合えず出てくる登場人物だいたい悪人、しかもわりと同情できないタイプの。

誰とは言わんが、お金好きすぎママはひどすぎた、胸ヤケするレベルの邪悪。
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.5

一人のタクシードライバーの孤独と正義感が沸点に達した時、夜の街に銃声が轟く。

自分の価値観と正義感をやたら押し付けて、こちらの話を聞かない人、いるわー普通に。
このどこかに居そう感、ゾッとするね。
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.7

人の傲慢さが招いた厄災が街を襲う。
巨大なヤツらが破壊し、暴れて、喰らい尽くす。
圧倒的な力の前に人は無力になる。

ゴリラはやっぱりいいですなぁ~(笑)

王道なモンスターパニックの流れにちゃんとド
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ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

3.3

新しいプレイヤーに新しいストーリー、再び未知のゲームへ飛び込む時がきた。

前回の締めが良かっただけに蛇足感は否めなかったなー。
ていうか、呪物を再生する理由がマジでしょーもない(笑)
テンポも少し悪
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誰が為に鐘は鳴る(1943年製作の映画)

3.3

古い映画あるあるだけど、物語の進行スピードがだいぶゆっくりで実際の時間よりも長く感じてしまったなー。

主軸は戦場とロマンスでベタだけど悪くなかった。
特に山岳地帯のゲリラ戦はしっかりと描かれていて良
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.8

ロビン・ウィリアムズからドゥウェイン・ジョンソンへ、受け継がれる摩訶不思議ゲーム。
呪いを解くのは、魔法の言葉"ジュマンジ"
ドゥウェインというだけで、もはやチート(笑)

前作の世界が双六に侵食され
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親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

3.1

美しい顔の裏に隠された過去の闇を暴く壮絶な計画。
消えた子供たちの謎が憎悪と痛みの中、ヒモ解かれてゆく。

序盤のバチバチ場面が変わっていく進み方、全然話が頭に入ってこなくて辛かったわー。
何を見せら
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バーティカル・リミット(2000年製作の映画)

3.0

K2で雪嵐にのみ込まれた妹を救うため、兄がチームを率い決死の登山に挑む。
迫る命の期限、牙を剥く険しい山。
選択を間違えれば死のサバイバル雪山アクション。

徹頭徹尾カッコ良かったのは一匹狼のベテラン
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.2

不満を持つ者たちよ集まれ、熱い拳と飛び散る血がそれを浄化する。
小さな友情と殴り合いから始まる崩壊のストーリー。

パッケージを見て思ってたのとはだいぶ違ったなぁ。
もっと青春ものかと(笑)

まぁ、
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.4

あの時、クラクションを鳴らさなければ…。
1つの行動から始まる最凶最悪のあおり運転。

シンプルに怖い、下手なホラーよりずっと怖い。
タイトルから見るとおりヤバいヤツが出てくるとは思っていたが、ラッセ
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

2.9

予告編見た時にハムナプトラとは違うのだろうと分かっていたけども…。
ちょっとは期待するじゃない?

蓋を開ければ、ヤンデレのミイラ姫がトム・クルーズを追っかけるという何とも言えないアクション映画だった
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ズーランダー(2001年製作の映画)

3.3

本人全力、周りは迷惑、典型的だけどそれがいい。
ちょっと後半がダレたかな。
ベン・スティラーのキメ顔が頭にこびりつく(笑)

とにかくキャストの豪華さにびっくり、有名人に有名俳優に歌手と、赤字じゃない
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マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

3.7

恩人は何故殺されたのか?
真相を求め追うのはチック持ちの私立探偵。
武器となる記憶力を使い、彼は街に潜む闇へと歩を進める。

話は込み入っててやや複雑ではあるが、また見たくなる魅力があるしっかりとした
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

4.0

松田優作の目力に恐怖、高倉健の英語の上手さにびっくり、日米の刑事が魅せる熱くてハードボイルドなポリスストーリー。

まずは率直な感想、マジで面白かった。
どこかの国と混ざったような変に誇張した日本では
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ミュンヘン(2005年製作の映画)

3.5

ミュンヘン事件を皮切りにテロ関係者を暗殺する特別チームが始動。
粛々と任務をこなしていく彼らだったが、次第に憎しみの連鎖にとらわれてしまう。
一体何を信じればいいのか?
暗殺を進めるたび心は失われてゆ
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50歳の恋愛白書(2009年製作の映画)

2.9

お金持ち一家の奥様の憂鬱。
とある奥様が淡々と自分語りして、マンネリな日常にウンザリし、沼っぽい人間関係を行ったり来たりするお話。

ぶっちゃけ、釈然としない終わりだったなー。
取り合えず前向きに的
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眼下の敵(1957年製作の映画)

3.1

駆逐艦とUボートによる読み合いに読み合いを重ねた待ちと攻めの大海戦。

一筋縄ではいかない艦長同士の腹の探り合い渋かったなー。
そして、好敵手だからこその最後はロマンを感じた。

爆雷と魚雷の応酬も
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.4

若者を導くベテランという点でグラン・トリノに似た部分があった作品だが、比べるとやっぱりインパクトが薄かった気がする。

人間味溢れるやり取りや片田舎のスローライフ感は良かった。
人と人との助け合いが素
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もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)

3.9

仕事に家族、忙しい男の元に現れた怪しい場所の怪しいリモコン。
それは、万物を操作できる魔法のリモコンだった。
嫌なことは早送りとスキップで解決。
だが、選択には必ず結果が伴う。

コメディの皮を被った
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白い嵐(1996年製作の映画)

3.5

若者たちは、経験と知識を学ぶため海へ。
長い航海は絆を育み、団結を生んだ。
だが、海は与えるだけではない、時に奪いもする。

訓練航海を襲った悲劇、終盤の嵐は見ていて自然の恐怖と人間の無力さを感じたな
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エンド・オブ・デイズ(1999年製作の映画)

3.6

世紀の終末に訪れた世界滅亡の危機。
地獄の使者に立ち向かうのは、神に裏切られた男だった。

かつての洋画劇場の常連、途中からでも一度見始めたら最後まで見ちゃうヤツ。
シュワちゃんシリーズは多かったなぁ
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キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

3.3

日々市民を守る一般人ヒーローキックアスに悪党の復讐が忍びよる。
新しい仲間を手に入れ喜びを分かち合うのも束の間、厳しい現実と絶望が彼を待っていた。

別に無理して現実を叩きつけて終わらせる必要なかった
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最前線物語 ザ・リコンストラクション(1980年製作の映画)

3.3

第二次世界大戦時に最前線を戦い抜いたとある部隊のお話。

読んで字の如く、タイトルそのままの内容だったね。
一本のストーリーを貫くというよりか、戦地ごとの小話をたんたんと見ていく感じ。

様々な戦場を
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ヒッチコック(2012年製作の映画)

3.5

サスペンスの金字塔「サイコ」
観客を期待と恐怖で満たした大作はどのように誕生したのか?
その舞台裏とヒッチコックの情熱と心理に迫る。

「サイコ」自体、あの有名なシーン以外知らなかったけど、この映画
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セブン(1995年製作の映画)

3.7

人間の7つの大罪になぞらえて行われる連続殺人事件。
犯人の異常性に翻弄される二人の刑事。
惨劇の終わりに待つのは果たして…。

犯人役と刑事役の厚みのある演技が最高。
ベテランで冷静沈着なモーガン・フ
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.8

この世界はギャングで回っている、そんな時代。
三人のギャングスタが力を手に入れ、かけがえのない家族になる。
だが、友情も繁栄も長くは続かなかった…。

ギャングの始まりから、終わりまでを凝縮した濃厚な
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ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.7

弁護士一家に迫る恐怖の影。
憎しみを携えた男は復讐を絶対にあきらめない。

スレンダーなデ・ニーロはなんだか怖さがあるね。
他の映画でもそうだけど。

付かず離れずの距離感で標的を追い詰める様はゾッと
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ノー・マンズ・ランド(2001年製作の映画)

3.5

ボスニア紛争の中間地帯で生き残った兵士たちによる絶望的で皮肉な人間ドラマ。

正直、ボスニア紛争の予備知識ゼロで視聴したけど、全然問題なかったな。
必要な情報は映画の中でちゃんと教えてくれるありがたい
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少林寺(1982年製作の映画)

3.1

極悪将軍に少林寺の僧たちが立ち向かう。

お腹いっぱいに中国拳法を見たいならアリ。
型に対していちいち名前を出してくれるので親切。

ただ、ストーリーは可もなく不可もなく、古典にありがちな勧善懲悪で、
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

言葉を話せない人間と水の中の怪異、数奇な運命が二人を出会わせる。
お互いの孤独を通じて結ばれた先に本当の愛が始まる…。

暗くて不気味なオーラを纏いつつも、中身はめちゃくちゃ綺麗な恋物語。
ストレスを
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特攻大作戦(1967年製作の映画)

3.5

囚人たちだけで結成された特殊部隊の目標は極秘潜入作戦。
クセの強い囚人たちを育てるのは歴戦の鬼少佐。
不安要素しかない任務のゆくえは…

戦争ものでありながら、どこかスポコン青春ドラマを見ている気分に
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カクテル(1988年製作の映画)

3.8

稼ぐだけでは、二流。
人を魅せてこそ一流のバーテンダー。
夢見る若者が酒と客に揉まれながら億万長者を目指す。
しかし、成功と幸せに必要なのは金だけなのだろうか?

まさにパワフルでエネルギッシュな無駄
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バース・オブ・ネイション(2016年製作の映画)

3.6

一人の黒人説教師が自由への口火を切る。
結束は伝染し、斧は血を飛ばし敵へと向かう。
たとえ届かぬ刃だとしても、その意志は繋がれていく。

たまに、歴史系や実話系の映画を観ているとどんな化け物より一番恐
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