MoriyanoDwarfさんの映画レビュー・感想・評価

MoriyanoDwarf

MoriyanoDwarf

AIR/エアー(2015年製作の映画)

2.9

文明が再び動き出すまで、2人は鋼鉄の箱の中で生き続ける。
たとえ、何がおきようとも…

設定は好き、滅びた後のアレやコレで。
某ゲームっぽいシェルターもワクワクした。
しかし、後から状況が把握できてい
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デザート・ストーム/新・サハラ戦車隊(1995年製作の映画)

3.7

熱砂の砂漠で水を求めて彷徨う寄せ集めの兵士たち。

ようやくたどり着いた廃墟で待っていたのは多勢に無勢の絶望的な戦いだった。

照りつける太陽の下、小さな戦車と共に男たちは立ち向かう。

松本零士作品
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ウルフ(1994年製作の映画)

3.3

狼男サスペンス風味な映画。
ホラーではないかな、現実よりのダークファンタジーと言った感じ。

入りはどことなくスパイダーマンを思い出したね、メリットが多くて絶好調な流れが。
そんで、徐々に侵食されて歯
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.6

短めながらも見やすく、メッセージ性が強く伝わってくるいい映画だった。
事件の前日譚的な話も退屈にならず、日常と非日常の対比にもなって良かったかと。

いざという時に動ける人間が強いということをしみじみ
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スネーキーモンキー/蛇拳(1976年製作の映画)

3.2

不遇の好青年が謎の師匠に拳法を教えられ強くなっていく王道ストーリー。
酔拳を先に観てるせいか出演メンツの馴染み感凄かったなぁ。

普通に楽しめるアクション映画ではあったけど、好みはどちらかと言うと酔拳
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MUD -マッド-(2012年製作の映画)

3.9

少年二人が打ち捨てられたボートで見つけた不思議な出会い。
謎の男マッドは大切なこと、理不尽なこと、そして愛について教えてくれた。
偶然が育んだ友情はきっと消えることはないだろう…

マシューは好きだけ
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.4

どこからか響くチェーンソーの音、不気味な声の主を見つけたが最後…
恐怖の晩餐が幕をあける。
叫んでも、走っても、ヤツは追ってくる。

ゲーム関係でキャラは知ってたけど、本家はお初。
吹き替えで見たけど
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モーテル(2007年製作の映画)

3.1

真夜中の立ち往生、閑散としたモーテル。
行き場をなくした夫婦の嫌な予感は的中する。
惨劇を乗り越え、朝日を迎えることができるのか…

追い詰め方、突破口の見つけ方はベタなれど好きより。
前置きは長かっ
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Uターン(1997年製作の映画)

2.8

一回のUターンを皮切りに始まる、臆病な小悪党の悲惨で不運な物語。
とにかくツイてないし、この街にろくな奴はいない。

主人公含め、登場人物誰一人好きになれんかったなー
人間の醜さを集めた寄せ鍋みたいな
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.8

結構昔のアニメ映画なのに、全く古めかしさを感じないのは凄いと思う。
動きもめっちゃヌルヌルだし。

特にメカ関係のビジュアルは個人的に刺さったなぁ。
言い方悪いけど、汚さのあるゴツさっていうか…
バイ
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エル・マリアッチ(1992年製作の映画)

3.6

歌手を目指した若者がたどり着いた街で起こる壮大な勘違い。
殺し屋やギャング、本来なら関係のないゴタゴタが彼を襲う。

嫌味のない程度のコミカルさと締めるとこは締めるガンアクション、予想外に面白かった。
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小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

3.5

若き文才が出会ったのは、引きこもりの老小説家。
偶然のめぐり合わせが運んだ友情と開花の物語。

苦い顔になるようなネチッこい妬みからのスカッと下剋上、非常に気持ちよかったね。
若い芽を摘もうとする先生
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シックス・デイ(2000年製作の映画)

3.6

家に帰ったら、待っていたのはもう一人の自分。
全てを奪われた男がクローンの闇に飲み込まれていく…
本当の人間、本当の自分とは一体なんなのか。

アイランドよりかは怖め路線のクローンSFもの、個人的には
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スリー・リバーズ(1993年製作の映画)

3.2

本当の悪夢は正義の中に。
裏切り者扱いされた警官が再び因縁の殺人犯を追いかける。

順当な警察ドラマでボチボチ楽しめたかな。
日常パートがやや眠くなったかと。
ラストの追い込みは良かったけど、水場での
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レインマン(1988年製作の映画)

3.6

お金の執着から始まった二人旅、いつのまにかそれは兄弟の絆を芽生えさせるきっかけとなる。

難しい役どころを違和感なく演じるダスティン・ホフマン、すごいね〜
表には分かりづらいけど徐々に弟に対する接し方
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.4

始めだしたら終わらない元祖トンデモすごろく。

子供時代はロードショーで予告されるたびに楽しみにしてたような…。
不気味とコミカルが絶妙な塩梅なのよね。
現実への侵食が分かりやすく直球なのも子供心に刺
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バスケットボール・ダイアリーズ(1995年製作の映画)

3.7

バスケットボール少年たちが薬物の闇にのまれ、堕ちていく。
かつて当たり前だった日常は別世界の話へ…
戻りたくてもやめられない、大切なものは自ら壊してしまう。

若きディカプリオの演技力もあって、非常に
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チェ 39歳 別れの手紙(2008年製作の映画)

3.0

チェ・ゲバラの革命はどこへ行き、終わるのか。
革命の先に見たゲバラの生涯とは一体…

気軽に映像でチェ・ゲバラに触れることができるのはいいと思った素直に。
知らないことがほとんどなので興味深かった。
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チェ 28歳の革命(2008年製作の映画)

3.1

チェ・ゲバラの革命記、闘争の始まりから最盛期まで。

葉巻のイメージとピースウォーカーでの豆知識ぐらいしか知らない状態で視聴。
チェ・ゲバラが好きな人向けの映画かなと言った印象。
自分はジャングルでの
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フロントランナー(2018年製作の映画)

3.1

次期大統領最有力候補に訪れたスキャンダル。
容赦ないマスコミの刃が栄光の階段に穴をあける。
全ては大統領になるために、しかし気付いたのは身近にある大切なもの。

色々女性関係でやってしまった議員も議員
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セルピコ(1973年製作の映画)

3.2

警察官の理想と現実、それは誠実な者にとってあまりにも酷な歪みだった。
汚職を正そうとすればするほど深まる孤立。
意味のない助け舟、信頼できない同僚たちからの責め苦、しかし彼は染まらなかった…

正直者
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マンデラ 自由への長い道(2013年製作の映画)

3.3

差別と不公平の壁を壊そうとあがき続けた、自らの民族のために。
行動から闘争へ、血の道のりを経てたどり着いたのは監獄の島。
これはネルソン・マンデラの長く険しい戦いの記録。

非常に見応えのある濃さと内
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ボーン・レガシー(2012年製作の映画)

3.4

ジェイソン・ボーンの裏に隠れたもう一人の物語。
無情な切り捨てが男の生存本能を呼び覚ます。
逃げ続けた先に待っているのは、自由か死か…

ボーンシリーズのブランドがなく、単体のスパイ系映画として観るな
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マークスマン(2021年製作の映画)

3.3

偶然の出会いが引き金に始まる逃走劇。
カルテルの魔の手から託された子供を守り抜け!
生きる希望を失いかけた男に再び火が灯る。

なんだろうなぁ、ストーリー自体は悪くない。
けど、全体的に味気なさが目立
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星の王子ニューヨークへ行く2(2021年製作の映画)

3.6

ついに真実の愛を探し出した伝説の王子が王位継承へ…
しかし、湧き上がるお隣との和平問題と突如現れた隠し子の存在。
全てを解決するため彼は再び第二の故郷へと舞い戻る。

前作の雰囲気を残しつつキャストも
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ラン・オールナイト(2015年製作の映画)

3.5

懐かしい友情は遠く、一発の銃弾で砕かれた。
二人は共に愛する息子のために血を流す。
逃げ続けろ、夜が明けるまで。

かつての縁があってからの殺し合い、悲しいけどこういった設定は燃えるね。
エド・ハリス
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シャイン(1996年製作の映画)

3.6

父親にとらわれ、ピアノに生きる道を見つけ迷いそれでも弾き続けたピアニストの人生。
許しを求めさまよい純粋になっていく彼の姿は輝いていた。
居場所はきっとどこかにあるはず…

心苦しくなり切なくなるけど
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リンカーン(2012年製作の映画)

3.2

長きにわたる奴隷制度を終わらせようとした大統領。
その苦悩と努力は綺麗事ではなかった…
泥沼の戦場を抱え、政治の茨道を奔走した姿がここにある。

どちらかと言うとリンカーンよりもスティーブンスの方が印
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.0

だいたい巷で流行ったやつを一周遅れでハマるんだよな〜
漫画を読んでアニメもめちゃくちゃ見たくなったのは久しぶり。

蛇足はなし、足されたものは全て素晴らしかった。
あの面々の活躍シーンは熱すぎたねぇ。
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.0

三人の父親と娘、そして母によるドタバタ結婚ミュージカル。

歌は悪くない、でもずっとあのテンションで乱痴気騒ぎを見せ続けられるのは正直キツかった。

見終わった後、残るものはなし。
中身はあまりないよ
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.8

シンジケートの亡霊と消えたプルトニウム。
これらが指し示しのは世界の滅亡、そして崩壊。
次こそは因縁を断ち切ることができるのか?
不可能を可能にする男は世界と愛する人どちらも救う。

まずはしっかり捕
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.8

巨大裏組織シンジケートを追うイーサン、しかし一方ではIMFの解体が迫っていた。
不忠者の烙印を押され狙われるイーサン、戸惑う仲間たち、手元をすり抜けるシンジケート。
だが、決して諦めず裏をかくのがこの
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

3.6

盗まれた核の発射コードと罠にはめられたイーサン。
組織の後ろ盾はゴースト・プロトコルにより失われ孤立無援。
だが、イーサンとチームは諦めなかった。
各国を渡りギリギリのミッションが始まる。

相変わら
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すべてが変わった日(2020年製作の映画)

3.2

孫をめぐる地獄絵図、恐ろしい一家から救い出せるのか?
おじいちゃんの決意が試される。

無駄なく小綺麗にまとまったサスペンス。
印象はだいぶアッサリ、主演お二方の演技が良かった。
パワー系一家の圧がな
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コナン・ザ・グレート(1982年製作の映画)

3.0

シュワちゃんが筋肉無双して敵をなぎ倒す物語を想像していたが…思ってたのと違ったな。
わりとちゃんとした神話混じりの古き良きファンタジー、復讐の過程でなんやかんや邪教集団を滅する。

表記時間よりか長く
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星の王子ニューヨークへ行く(1988年製作の映画)

3.7

お金でもなく地位でもなく、素の自分を愛してくれる嫁を探しに王子がゆく。
超絶リッチなのをひた隠しに始めたのはアルバイト。
慣れない庶民生活を経て見つけた愛する人は真実を知ってもそのままでいてくれるのか
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