ルパン3000世

スタンド・バイ・ミーのルパン3000世のネタバレレビュー・内容・結末

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

本作はホラー原作、ホラー小説の巨匠であるスティーブン•キングの非ホラーの短編集が原作。

私は前述した原作を読んでませんが、本作の映像内にはエンディング近くになり、大人になり作家になった主人公が登場しており、本作を初めて観賞したときは何も思いませんでしたが、あとあと「え!もしかして、あの作家はスティーブン•キングの役(役名は違うが)を表現しているってことかな?」と思ったものです。
スティーブン•キングはそう思ってしまうほど、作家として有名な人物です。

さて、本編の公開は80年代なのですが、この映画のストーリーの重要なキーになっているのが、「少年たちが死体を見に行く」ということ。

本編をみるとなんとなく分かる人は分かると思いますが、死体に関する考え方、民衆の扱い方、捉え方などは、2022年と80年代では少し違います。この先も民衆の死体、亡くなった方への関わり方は変わっていくだろうと想像させられます。

ただ物語の醍醐味は、少年たちが死体を見に行くまでの旅でのトラブル、冒険なのです。

現代の日本のビジネスなどでは過程よりも目的、結果を大事にする傾向があります。

この映画は、目的や結果も大事ではあるけれど、過程(つまり旅の途中)も間違いなく大事だし、できれば楽しんだ方が良い。

そういう気持ちにさせてくれる映画になります。
ルパン3000世

ルパン3000世