ハタチト4

スタンド・バイ・ミーのハタチト4のレビュー・感想・評価

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
5.0
夏が近づくと必ず見たくなる。

昔は夏休み感を味わえて、リヴァーフェニックスがかっこいいという視点で見てた。

今見ると、今の自分は、12歳の時の楽しかった思い出に支えられて生きていることを思い出す。思い出して、楽しかったと笑い、あれは辛いことだったと寂しくなる。

ピクニックをして、軽井沢の日差しを浴び、公園ではしゃぐ子どもたちをみて、思い出話をして、夜にこの映画にとても会いたくなった。忙しくなると、大切な思い出を忘れてしまいがちだ。たまには朗らかな日差しを浴び思い出話をして、今の自分を支えてくれる思い出があることを思い出そう。
あの時の友達や時間は戻ってはこないけれど、思い出は自分が忘れない限り、きっとこれから一生側に寄り添い、勇気をくれるものだから。stand by me。

それぞれの場所で12歳の時間を過ごし、今目の前にいる人が形成されている。

一夏の冒険。小さな町が自分の世界だったが、一歩外に出て、友と語り合い、危険な目に遭い、笑って怒って泣いて…。様々な感情と直面し、自分と向き合う時、人は世界の広さを実感し、世界はまだまだ広く、見てみたいと挑戦したくなる。挑戦に恐れを抱いていても、大丈夫。きっと支えてくれるのは、12歳の時のあの夏の思い出。忘れられない友と、暑さと、線路道。

ブログ用メモ📝
軽井沢の日差しと、ドーナツと、映画と。