スタンド・バイ・ミーの水のレビュー・感想・評価

まさか映画館で観られるとは思わなかった。ありがとう午前十時の映画祭。名作はいつ観ても名作ですね。最初に観たのは子供のときだったから線路を歩く４人の気持ちで不安だったり焦ったりしながら観た記憶がありますが、大人になって観ると大人の身勝手さやら最後のシーンやらが刺さる刺さる。魅力のかたまりのようなクリスですが、彼が誰ももしらないところに行きたいと泣いてしまうシーンが本当に見事ですね。正義感を行動に移すことができ、ゴーディが心の底で本当にほしかった言葉をかけてくれる大人びた彼もまだ理不尽に対してショックを隠せない子供なんですよね。