あみ

スタンド・バイ・ミーのあみのレビュー・感想・評価

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
3.9
本当に死体が見つかる保証もない。
何かが変わるとも限らない。
それでもアテなんかないとしても
例えそれが逃げだとしても
今を変えようと歩き続ける4人を見て
羨ましさを感じた。
私にはこんな風に囚われた場所から
逃げ出す勇気なんてない。

みんな平気なフリをしてても
本当はたくさんの痛みを抱えてて
大切な人の前でふとした瞬間に溢れ出て
でもなんとなく似た部分があるからこそ
言葉にせずとも伝わって

そんな風に子供時代を共にした友だって
気付けば疎遠になってたり。
まさに今の自分で少し寂しくなった

あんなにも“死”に拘ってた彼が
親友の死を知った時どんな気持ちだったのだろう
悲しい。心が痛い。痛い。
あみ

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