本当に死体が見つかる保証もない。
何かが変わるとも限らない。
それでもアテなんかないとしても
例えそれが逃げだとしても
今を変えようと歩き続ける4人を見て
羨ましさを感じた。
私にはこんな風に囚われた場所から
逃げ出す勇気なんてない。
みんな平気なフリをしてても
本当はたくさんの痛みを抱えてて
大切な人の前でふとした瞬間に溢れ出て
でもなんとなく似た部分があるからこそ
言葉にせずとも伝わって
そんな風に子供時代を共にした友だって
気付けば疎遠になってたり。
まさに今の自分で少し寂しくなった
あんなにも“死”に拘ってた彼が
親友の死を知った時どんな気持ちだったのだろう
悲しい。心が痛い。痛い。