男の子たちの2日間の小さな冒険の旅。
ベン・E・キングのテーマ曲と大人になったゴーディの語りがよい。
はじめのうちは、キャラクターに笑うんだけど、それぞれに悩みや葛藤を抱えてることが明らかになり、ぐっと引き込まれる。リバー・フェニックスがとにかく魅力的。
タバコの吸い方や突っ張った大人びた表情の一方で、子どもらしい我慢や悔しさが見えて切なくなる。
ずっと抱え込んでた感情が、堰を切ったように溢れるシーンにいつも泣かされる。とくに小さくても大人でも男の人のそんなシーンはよい。
並んで焚き火を見てると、誰でも心の内を話したくなる不思議。あの頃のような友達は二度とできない。何度見てもじんわりくる。
