映画好きなら観るべき名作。原作はモダンホラーとされているけれど、ホラー要素はない、夏を舞台にした青春映画。主人公の容姿端麗さに目を惹かれた。その親友の大人びた言動に、2人の仲の良さ。メガネくんとぽっちゃりくんも歌いながら踊り出したり喧嘩したり、子どもながらのらしい友情。兄弟、周りと比べられるのはつらいよね、誰にだって変なところはあるさ。
こんなに仲が良かったのに、大人になった途端、新聞の隅で事情を初めて知るくらいに疎遠になってしまうのだ。それが大人になることなのか。主人公はしっかりと作家になったと言うのにあとの3人の生き様が散々で悲しくなった。吹き替えでみると、おっ、となれるので字幕も吹き替えも両方おすすめしたい。
