クリスのやんちゃだけど愛情ぶかさに心が温まった。
肝試しだといって、列車の前に立ったテディ。
をギリギリで助ける。
死んでたぞ!とおこるクリスに、避けられた!と反発するテディ。
そんななかでも、握手しようと手を差し伸べるクリスが大人な顔をしていた。
コーディと兄のやりとり、ほころんだ。兄ばかり認められ、劣等感を感じるが、それに対しての兄のフォローがよかった。
耳を焼くような父親の悪口を言われても、もう反論するテディ。血が繋がってるって、そういうことなのかもしれない。
ロリポップを歌う姿がかわいい。
そのあとのクリスとコーディが線路をゆっくり話す姿は、とても小学生にはみえなかった。「君には物を書く才能がある。俺が父親なら進学組に行かせるなんていわない。才能があっても、誰かがそれを育てなきゃ意味がない。俺が守る。」
クリスは小さいながらに、大人のズルさを知ってしまう。貧乏だからといって、お金を盗んだと決めつけられ、返そうとしたのに、みんながクリスを信じなとわかっていて、そのお金を欲しかったスカート代にしてしまった。
現実を小さいながらに知ってるから、とても大人びていて、発言や考えが大人。でも強そうに見えて、実は弱い。
そんなクリスが愛おしい。
それと対照的なテディたちもよかった。
すごく好きな映画。
もう一回見たい。