ゆ

スタンド・バイ・ミーのゆのネタバレレビュー・内容・結末

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

言わずと知れた名作!ようやく鑑賞。

「12歳だったあの時のような友達は、それからできなかった。」
ラストのその言葉に全てが含まれてる感じ。友達と些細なことで笑い合ってたあの頃がもう戻らないノスタルジーな感覚はすごくわかる。幼い頃のワクワクとかふざけあう楽しさとか、自分に置き換えてみてもあるある〜って懐かしくほっこりするけど、主人公たちがワルな男の子だったからか共感とか浸る事は鑑賞中はなく…
これは性別とか子ども時代とかの違いによって心の揺さぶられ度がだいぶ違いそうな感じ。少年はこんな感じなのか〜と思いながら観てた。

大人によって苦しい状況に置かれてる子どもたちが、今を生きて懸命にエネルギーを燃やしながら冒険に挑む姿はとても良かった。ゴーディとクリスは特に。
ただその分大人たちとか、ヤンキーに苛ついて、そういう人たちに何も制裁が下らなかった事が悔しくもある。現実は厳しい。

ヒルの下りはちょっとグロかったなあ
ゆ