オーウェン

ジェイン・オースティンの読書会のオーウェンのレビュー・感想・評価

3.0
ジェーン・オースティンといえば「高慢と偏見」や「いつか晴れた日に」などの原作者だが、映画はその原作を読んでの感想をディスカッションする面々。
通称が読書会。

実際行われているらしいが、要はオフ会みたいなものか。

ここで面白いのは現実の失恋や恋のときめきを、原作に被せている点。
そうすることによって読書会の会話が弾んでいく。
だが困ったことに既読している状態で進んでいくため、見ていない原作の場合話についていけなくなる。

女性が読む原作のためか、ずいぶんと男性が凝り固まったキャラになっている。
そのため都合よくラストがまとめられた印象を受ける。
残念ながら原作映画化の作品よりも面白いとはいえない。
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