カカオ

奇跡のカカオのレビュー・感想・評価

奇跡(1954年製作の映画)
3.4
カール・テオドア・ドライヤー・セレクションにて鑑賞。3作品目。

どの作品を観てもオープニングの音楽が素晴らしい。


農場を経営する家族。
自分がキリストになったと思い込んでいる次男、宗派の違いで好きな娘との結婚に父親が賛成してくれるのか心配している三男、待望の男の子が産まれるのか期待と不安の長男。




オーボン一家の忙しい一日。
家族の葛藤と信仰の真髄を問う不朽の名作。















タイトルが奇跡というだけあって、何か途轍もないあらゆる展開を予見してしまった。その辺りが少し拍子抜けしたか。

でも、
やはり音楽とカメラワークが素晴らしい。
カカオ

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