火の玉ジョニー

星は何でも知っているの火の玉ジョニーのレビュー・感想・評価

星は何でも知っている(1958年製作の映画)
3.8
これすごい!!
5年遅れの日本版「ローマの休日」

平尾昌晃先生がロカビリーで女のコを失神させてた時代を見たかったんだけど…

ちょっと有り得なさそうな「夕焼け小焼け」や「五木の子守唄」のロカビリーアレンジもとっぽい平尾昌晃先生もイカしてる…が!!

この作品がすごいのはそこじゃなかった!!

ひょんなことから新進少女作家丘野美子さんと出会った雑誌記者岡田真澄さんがスクープを撮ろうと近づき江ノ島で泳いで遊ぶ水着姿をキャッチ

と!
当たり前のように恋に発展してその水着写真はボツに…
のはずがどこからか写真が出回って雑誌に載ってしまったから大変

丘野美子さんは「信じていたのに」と大泣き

劇中「裸の写真!」と繰り返されるけどまあ水着写真なんですけどね…

てかそれはいいとして平尾昌晃先生はこの少女作家の幼なじみで人気歌手として登場
ふたりの誤解をとくサポートをする

傷心の少女作家はマネージャーらしき年配の男性とパリへ…
旅だってしまうのかぁぁぁぁぁ

誤解をとくため急げ!岡田真澄さん!!
てかすでに乗った飛行機を止める方法が!!

この少女作家のお手伝いさんが平尾昌晃先生のファンという設定

平尾先生、お手伝いさんに公衆電話から電話して「君は勇気がある!飛行機だって止められるだろ!」って
えぇぇぇぇぇ

さて結末は書きません
まあ見る人はいないだろうけどなんだか笑顔で見れる作品に出会ってしまいました

♪星はなんでも知っている♪

これジョニーが生まれた年の作品!!
すごい!!日本映画!!