オーウェン

カンパニー・メンのオーウェンのレビュー・感想・評価

カンパニー・メン(2010年製作の映画)
3.4
リーマンショックの影響はまだ続いており、多少は解決の道は見えているが未だに終わりが見えない。
そんな状況に解雇された人間たちには一つ一つのドラマがある。

なまじプライドがあるエリートなだけに、クビで無職になると見栄を張り仕事を選んでしまう。
それは敗者だということを受け入れられないからだ。

身に詰まらされる人も多いが、現実を受け入れてそこから別の人生をリスタートするきっかけを描く後半が中々面白い。

クリス・クーパーやトミーリー・ジョーンズなどのベテラン勢の悲哀が印象に残る。
オーウェン

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